法人インタビュー
カーズシンエイ 様
○26歳のベトナム人男性を雇用。日本語力に不安はあったが、面接での好青年という印象に賭け採用に踏み切った
○周囲の経営者仲間も自分も実感するベトナム人の「まじめさ」
カーズシンエイは埼玉県越谷市で創業50年を超える、地域密着型の自動車整備工場です。当業界は人材確保が厳しくなっており、特にこの10年は若い人材が取れずかなり苦心していたといいます。
「肉体労働はやはり敬遠されるようで、メカニックを目指す若者が減っています。ディーラーさんでも人を確保できないこの状況で、手をこまねいているわけにはいかないなと」
ロータリークラブの仲間からユアブライトさんを紹介してもらったんです、と社長の五十嵐さん。温厚さのにじむ表情で、採用時のエピソードを語っていただきました。
「採用したのは26歳男性、ドゥック君です。面接はZOOMで行い、すぐにまじめな好青年という印象を持ちました。日本語力に少々不安はありましたが、人手不足も極まっていましたし、ここは人柄に賭けようと」
現場に出しても面接時の印象は変わらず、一生懸命で先輩・同僚ともコミュニケーションをとるよう努めています。五十嵐さんはそんな彼を支援し、定着してくれるよう取り計らっています。
「前向きなドゥック君だからこそ、しっかりフォローしてあげたいですね。従業員には彼に積極的に話しかけるよう伝えているのと、毎週月曜に私が自動車整備に必要な日本語講座をやっています。当然、泥縄ですが(笑)課題を出して原稿用紙に書いてもらい、私が添削しています。ベトナムは漢字圏ではないので、書くことには大きなトレーニング効果があります。やってみてわかりましたが、日本語はむずかしい(笑)よく頑張っているなあという思いを新たにしましたね」
ドゥックさんからは仕事をもっと頑張って稼げるようになりたい、自動車の仕事をずっとやっていきたいという希望を聞いています。自分でオンラインの日本語講座を見つけて受講したり、運転免許取得にも取り組んだりと積極的で、このまま頑張ってくれるなら当社雇用で永住も歓迎、と五十嵐さん。
「実はドゥック君の前に別の会社の紹介でベトナム人を採用寸前まで行ったのですが、ビザが取得できず話が流れてしまって……不安もありましたが、ユアブライトさんはよくやってくれています。ベトナム人・日本人スタッフともども対応がしっかりしていますし、山下社長も信頼できます。
周囲の評判と自分の実感を含め、ベトナム人の若者は一生懸命取り組んでくれる方が多い、間違いないという印象です」
あらゆる企業の人材不足を解決したいと、ユアブライトは考えています。ぜひお気軽にご相談ください!
人柄のよさと積極性があれば、日本語とスキルは後からついてくる……そんなことを思わせる五十嵐社長のお話でした。