ベトナムで有名な日本企業はどこ?人気の理由を解説します
2021.08.31
ベトナム
ベトナムで有名な日本企業はどこ?人気の理由を解説します

ベトナム人にとって日本企業はとても身近な存在です。スーパーに行くと、日本製の商品を目にする機会も多々あります。現地に進出しているケースも多いため、日本企業への就職を目標とするベトナム人も少なからずいます。それでは、ベトナムではどんな日本企業が有名なのでしょうか。人気の理由も併せて解説します。

ベトナムで有名な日本企業①:本田技研工業株式会社

ベトナムで昔から有名な日本企業が本田技研工業株式会社(以下、ホンダ)。ベトナムではHONDAと言えば必ず通じます。

バイク社会のベトナム

ホンダが有名な理由は、ベトナムがバイク社会であることです。バスも走っていますが、時間が乱れがちのため敬遠されています。最近は、ホーチミンに地下鉄が開通したものの、そのほかのエリアはまだ未開通。道路は十分に整備されておらず、排気ガスが充満しているため、自転車に乗るのも厳しい環境です。そのためベトナム人は、基本的に1人1台バイクを所有し、近場であってもバイクで移動します。

ホンダのバイクはベトナム人の憧れ

国内製や中国製を差し置き、ベトナムで群を抜いて人気があるのがホンダのバイク。ホンダがベトナム法人を設立したのが1996年で、翌年から工場生産をスタートさせています。高品質なバイク=日本製=ホンダという考え方が浸透していることが、ベトナム人に人気の理由です。車は税金の高さから所有できるのは富裕層のみ。そのためトヨタも知名度はありますが、一部の層に限定されています。

ベトナムで有名な日本企業②:イオン株式会社

小売業で有名な日本企業がイオン株式会社。ここ数年のあいだで、ハノイやホーチミン周辺に、イオンモールの開店が相次いだことが理由です。

現在のイオンモールは6店舗

現在ベトナムにあるイオンモールは、ホーチミン市に2店舗(タンフーセラドン、ビンタン)、ハノイ市に2店舗(ロンビエン、ハドン)、ホーチミン市の隣のビンズオン省に1店舗(ビンズオンキャナリー)、ハノイ市の隣のハイフォン市で1店舗(ハイフォン・レチャン)。さらにハノイ市にホアンマイ店が開店準備中となっています。

「日本」に触れる機会が一気に増加

イオンモールベトナムは、どれもかなりの売り場面積を誇り、内部には数多くのテナントが入っています。そのためイオンモール内のお店を渡り歩いて、アルバイトに励むベトナム人も多数います。日本食や日本製品を取り扱うお店も多いため、日本語を学んでいなくても、「日本」に触れる機会が増えました。アルバイトをきっかけに日本語を学び始める、日本企業就職を目指すベトナム人と出会うこともあります。

ベトナムで有名な日本企業③:株式会社ユニクロ

日本のカジュアルファッションブランドのなかで、圧倒的な知名度と人気を誇っているのが、株式会社ユニクロです。

長らく正規店がなかったユニクロ

ユニクロがベトナムで高い人気を得ている理由が希少性。長らく正規店がなく、「本物」は日本から持ち帰らないと手に入りませんでした。旅行や出張などで日本に行ったら、ユニクロの製品を買うのがベトナム人の定番。それをフェイスブックにアップすることで、ベトナム人のステータスとなりました。とはいえ、本物を入手できる機会は限られているため、UNIQLOの巨大ロゴが堂々と刺繍されている偽物が大量に出回るようになりました。

とうとうユニクロがベトナムに進出開始

最近、ユニクロがベトナム進出を開始したこともあり、正規のベトナム製品が徐々に浸透。2019年12月に1号店がオープンして以来、新規出店が続いています。オープン日には、たくさんのベトナム人の若者が、本物のユニクロを買うために殺到したことでも話題になりました。グローバル化の流れから、海外人材の受け入れを積極的に進めているユニクロ。そこで、ユニクロ就職を目標とするベトナム人も増えています。

ベトナムで有名な日本企業④:資生堂

化粧品やメイク用品は、肌に直接触れるもののため、品質がとても重要になります。日本製に対する信頼性の高さから、資生堂もよく知られています。

資生堂はベトナム人女性の憧れ

ベトナム人の女性は美意識がとても高く、化粧品やメイク用品にお金をかける傾向があります。ベトナムで売られている化粧品やメイク用品のなかでも、資生堂の製品は高額な部類に入るため、誰でも手に入れられるわけではありません。そのため資生堂はベトナム人女性の憧れの企業となっています。

化粧品会社の知名度は全体的に高い

ベトナムでは、資生堂の製品は輸入品に該当します。そのため、日本で買うよりも高額です。そのためベトナム人と知り合いになると、一時帰国のときに資生堂製品の購入を頼まれることもあります。全体的に化粧品会社の知名度は高く、コーセー、カネボウ、SK-IIなども、資生堂と同じくらい有名です。

まとめ

日本の大手企業に就職することは、ベトナム人にとって簡単なことではありません。日本語力能力はもちろん、さまざまなスキルや経験が求められます。そこで、現地の日本企業でアルバイトをする、日本で技能実習生として働くなどして、キャリアアップを目指すベトナム人も少なからずいます。

執筆者:ひこすけ

大学にて10年間勤務したのち、ベトナム現地企業にて、地方中小企業の販路拡大支援に従事する。大学では留学生、ベトナムでは現地スタッフ指導経験あり。日本語教育にも関わっていました。現在はライターとして活動中。

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